Hari Raya(レバラン)はラマダン明けの宗教的大型連休のことで、
インドネシアやマレーシア国民の殆どがイスラム教で、
ラマダンは、ヒジュラ暦の第9月にあたる月のことを指します。
2020年度のラマダンは4月23日より5月23日までとされ、
ムスリム(イスラム教徒)はラマダン月の1カ月間、日の出から日没まで
断食することが義務付けられていて、ムスリムにとっては、
宗教的な修行の意味合いを持つ神聖なものです。
そして、レバラン(ラマダン明け)は
1週間程の大型連休が与えられ、各市街地ではレバラン祭や、
実家や田舎に帰る方、観光地で休暇を過ごす方々で毎年賑わっています。
2020年度のレバランは、本日5月24日からですが、
コロナウイルスの影響から、各国ではロックダウンや緊急事態宣言など、
外出禁止令や自粛、移動制限などにより、毎年行われている
レバラン祭や人々の移動などに制限が設けられて、
今年度のレバランは大変静かな連休になるのかもしれません。
世界全体が危機的状況下にあり、今後も油断できない状況ですが
早く収束し、普段の生活に戻れるよう切に願います。
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