前回のスプーンヘッド製造記事に続き、
「胸鰭を真下に下げて泳ぐアロワナの整形手術」



その前に「胸鰭を下げて泳ぐとは何?」と思われる方もいると思われるので、そちらから説明します。


Youtubeにて偶然見つけた動画ですが↓

(うp主様、勝手に貼り付けてすみません)

このように胸鰭を真下に下げて泳ぐアロワナは勇ましく見えますよね。


基本的に、このような泳ぎ方をするアロワナは興奮状態にあります。
(水槽移動直後やビビりマクってる時は例外として)


ネコが背中の毛を逆立てて相手に威圧感を与えるかの如く、アロワナも自分の強さをアピールする行動で、「自己顕示欲旺盛」な個体とも言えます。



ただ一歩間違えると精神異常(笑)



四六時中、興奮して胸鰭を下げているアロワナを時々見かけますが、これが正常な心を持っている訳がありません。


ですが、見る側からすると素直にカッコイイと映りますし、自己をアピールする顕示欲旺盛なアロワナに心が惹かれるのも確かなのです。



注意点を挙げるならば、「尾噛みの可能性」も高いと言えます。
常に興奮し、「オレは最強だ!他のヤツは噛み殺してやる!!」みたいな性格ですから、やはり精神異常の気はあります。


その結果、「尾噛み」と言う行動に出てしまう可能性もあるのです。


そんな危険性はあるのですが、そのギリギリのラインで「尾噛み」しない個体ならば、これ程に勇ましく見える姿はないでしょう。






さて、こんな特殊な性格ではなくても、普通の性格のアロワナにも再現出来るのが、最近のインドネシアで行われている整形手術



その動画を入手しました!

胸鰭の関節を逆方向に曲げて「肩を外す」ような行為をしています。
極限まで曲げると「カチッ!」と胸鰭の関節がアチラ側に収まるのでしょうか?


田中も実際に見た訳ではないので、細かい事は分からないと言っていました。


コンテスト会場にて、スプーンヘッド整形の動画と一緒に、この動画を見せて貰ったのだそうです。





こうして整形手術を施されたアロワナは、常に胸鰭を真下に向け、鑑賞的に更に価値ある体型に変身するのだそうです。





この動画の個体も胸鰭を下げています。
この個体の胸鰭が人工的なのか?持って生まれたモノなのか?
それは分かりませんし、売る側も絶対に教えてくれないでしょう。



ですが素直に「カッコイイ」と思えてしまうのは、私以外の人も同じではないでしょうか?





倫理的な観点からすると、とても残酷な行為ですし、ある意味「偽者的」な気分もします。


ですが、この行為を全否定するならば、日本の鯉や金魚の品評会も全否定するのと一緒。


数千万円とかする鯉は、普通に池で飼って育つ訳ではありません。
成長過程で何度も池上げして整形手術を繰り返し、人工的に作っているのです。


金魚の世界でも同じく、こうして鑑賞価値を高めて行くものなのです。






ここからは私個人の考え方なのですが、
胸鰭の整形手術を施されたアロワナが、その後の飼育に不具合がないのならば、私は「アリ」だと考えます。


整形手術なのか?天然なのか?それを知る術もないですし(笑)


「ならばカッコイイ姿をしたアロワナがいいじゃん」的な考えです。






尾鰭の大きなアロワナも最近は出回って来ましたよね。

あれも一部の特殊なアロワナを除き、多くは整形手術で作っています。


麻酔を掛けて尾鰭の条の隙間を一本一本破って行く手術を数回に渡り繰り返すと少しずつ大きな鰭に改造出来るのです。





この辺りも全否定していまうと、日本でも行われる顎ズレ、目タレの手術、鱗を抜いたり、曲がった鰭を切って再生させる、
最終的には狭い水槽で照明当てて真っ赤にする事も悪い!になってしまいます(爆)



話しが飛び過ぎましたね。
要するに、日本でも海外でも観賞魚の世界は当然のように大なり小なり細工が行われていると言う事です。