仲野さんの動画UP記事に引き続き、私(ナリケン)のレポートです。



今回は新入荷の超神龍プレミアム・インプレッション。


幼魚の基本体型を観察し、「どんな特徴を持つ個体なのか?」
そして「どんなタイプへと成長して行くのか?」または「どういう体型を狙いながら育てて行くか?」を私なりに書いて行こうと思います。



まずは超神龍プレミアムNo1(18センチ)
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若干胴長体型のスプーンヘッド。そして頬の張り等の体高の出る特徴を備えています。


いわゆるトリ系とブタ系の中間的なタイプだと私は考えます。
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そして胴長体型は私が好きなタイプでもあります。



幼魚から若魚の時、胴体が若干短め、もしくはノーマルの胴体の方が単純に太く見えます。



セミショートクラスになると「可愛い」感じに見えますし、顔と胴体の比率が低い事から大顔に見える個体が多くなります。それが可愛さに繋がって見えるのでしょう。



あくまで私的な理想は!
胴長体型が成長と共に体高が増し、顔と胴体の比率が丁度良い感じに見えてしまう個体に迫力を感じるのです。





例えば、TAKUさん飼育魚のマグナム君
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この魚は大迫力ですよ!
成魚になっても尖った顔を維持しつつ、肉厚も凄い
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格好良さと迫力を両立した個体です。



幼魚時は普通のトリ系に見える個体だったのですが、わずかに頬の張りがあったので、私が購入しました。

導入時、23センチの頃の画像です。
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普通のトリ系幼魚にしか見えないでしょ(笑)
当時、この魚を選ぶにあたって、私が目標にした個体がいます。



それが少し前にUPしたケンケンさんの個体、

そして、この動画の個体です。
この個体も、頬の張りが確認出来ますね!

顔と胴体の長さの比率を見ると、胴長個体が体高が出て丁度良く育った個体だと言うのが理解出来ますね!



まさしくTAKUさん所有のマグナム君系の体型です。
まぁ、色的には、TAKUさんは硬度の高い井戸水で飼育してるので惨敗ですけど(ニヤニヤ)





ちなみにタクヤマさんのクレイジー君
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この個体も幼魚時は胴長っぽい体型でして、それが太くなり過ぎたお陰でセミショートに見えてしまう個体です。
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ですから実物は凄い迫力なのが、簡単に想像出来るのです。

幼魚時から、マグナム君に比べると丸っぽい顔がブタの血が濃い証拠。


このように、幼魚の基本体型で、ある程度は予測出来るのですが、そこは「生き物!」
飼育環境でも変わるし、大きく変化するタイプなので絶対はありえない!そこが面白さでもあり、もどかしさでもあるのです。





ですが、自分の理想の体型の個体を目指した時、その個体の幼魚時の姿を追い求めなければ、確立はゼロに近くなってしまいます。



そうやってマニア達は新たなる挑戦をしていくのです。






話しがロマンになってしまいましたね(笑)
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この個体、今はガリ痩せ状態ですが、環境に慣れて餌をガッツリ食べる状態で23センチになる頃は、マグナム君の幼魚時の気配がプンプンしてくる筈です。
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世話してる仲野さんに期待しましょう☆






その仲野さんですが、彼は一人旅が好きでして、
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魚の納品、その際の水合わせ、下取り魚の引き取り作業で、全国何処へでも行ってくれるそうです。


「北海道でも?」って聞いたら「ええ、勿論!」ですって!
凄い行動力ですねー。



旅費のみで全国どこでも行ってくれるので、特に初級者さんには頼もしい限りですね!