前記事は、仲野さんの視点より代筆したナリケンです☆


ミスター田中氏に、このブログの個体紹介文の代筆を頼まれたので、私もちょくちょく更新して行こうと思っていますが、「仲野さんって誰?」みたいな質問があったので写真貼っときます。
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実物は、まあまあの男前です(笑)


かれこれ20年はミスターの右腕として裏方でアロワナ事業を支えて来た人です。


欠点を挙げるなら、自分の言いたい事を、相手に上手く伝えられない点かな(笑)







さて本題ですが、来週入荷予定の超烈龍。






っと!その前に、
なんで今更「予定」なのでしょうか?



インドネシアの神龍ストックルームには、今回輸入される個体達が集結し、餌抜きされながら待機している状態で、航空便の手配も済んでいるのに「予定とは何ぞ?」と思われるでしょう。
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私も同じく疑問を持った側なのですが、その答えは「インドネシアだから」で全てが片付いてしまうのです。





日本では考えられないルーズさが外国
インドネシアも同じく(笑)




何日も前から航空便を手配しても、大物政治家辺りがその便をチャーターすると、平気で向こうからキャンセルされる事も度々あるそうです。




これはミスターに聞いたエピソードなんですが、ミスターが帰国の際、関空行きのチケットを取ったのに、飛行機は東京に着陸(笑)

航空会社に5000円渡されて「これで大阪まで帰ってくれ」と言われたそうな(笑)



日本人の常識で考えるならばブチ切れちゃうレベルなんですが、これがインドネシアクオリティなので怒っても仕方ありません(笑)
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それを踏まえ、

私はアロワナを趣味にしてからミスターと知り合い、度々お話しさせて貰ったり、遊んだりしましたが、時折、そのルーズさとサバサバし過ぎた態度にブチ切れそうになる事も度々ありました。



その時ハッキリと分かった!
彼はインドネシア人なのだと(笑)




インドネシアに在住している彼ですから、その国に住む人達と、同じ「時の流れ」があるのだと自分に言い聞かせ、握り絞めた拳を収めるようにしているのです(爆)







余談が長々とありましたが、本題の「超烈龍!」


本日は、この個体の紹介です。
こちらも生粋のブタ系。
前記事で説明したスーパーハイボディへの特徴を全て兼ね揃えています。


こちらも餌やり直後なのですが、横っ腹がパンパンになっていますね!



ちなみに、こういう個体を日本で何日も飼育し、餌を欲しいだけ与え続けると横っ腹がパンパンになりながらも、お腹の部分が下にも広がり、更に餌を飲み込めるようになります。





そうなると、より一層に飼育者の楽しみが増えるのです。





この餌とお腹の膨張に関するお話しは、次回の記事でじっくりお伝えして行こうと考えています。







この動画を見て、私はこの個体を思い出しました。
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現在、TAKUさんが飼育されているメガトン君の幼魚期です。




ちなみに一年も経たずして、この個体はこう育ってます。
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ヤバ過ぎるゴツさでしょ(笑)
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これが生粋のブタ系の血をひきし者の変化なのです。




言うなれば、美しさや華麗さとは無縁の個体(笑)



しかし、こんなド迫力の個体を求めるマニアもいるのです。






レッドアロワナというカテゴリーでは収まらない、いわばモンスターアロワナと言うべきカテゴリー。





こういった個体を、自分の水槽で飼育する喜びもあるのですね!